梅雨入り前の6月8日（月）、石村萬盛堂副社長が中村人形に「番外・大黒飴」の商品サンプルを届けてまいりました。「人形」と描かれた素敵な暖簾の先で、博多人形がつくられます。

優しい表情の博多人形が並びます。日本らしい繊細さと溢れんばかりのアイデアを兼ね備えた中村人形は、何時間でも眺めて過ごすことができます。

今年の飾り山笠の題材は、「表・清正公虎退治誉」と「見送り・桃太郎鬼退治誉」です。

表を中村人形三代目中村信喬氏（写真左）が、見送りを四代目中村弘峰氏（写真右）が制作されます。戦国武将の加藤清正と古くから語り継がれる桃太郎が虎や鬼を退治する様子を表現し、感染終息への願い、平穏と祈念を重ね合わせたテーマでつくられます。

制作中の清正公の兜などを見せていただきました。ずっしりと重そうですね。