石村萬盛堂

2020/07/09 20:38

今年の夏は、なにげなく過ごしていた日常の大切さをつよく感じます。
疫病退散、コロナ退治を願った今年の祇園饅頭をお召し上がりいただいた後、皆さんどうしてますか?

櫛田神社でお祓いいただいた分だけしかお売りしない今年の祇園饅頭の包み紙は、縁起物として大切にしていただきたい思いで、ご自宅でも額装できるように工夫しました。
今回は、もちろんご自宅でも額装できるのですが、せっかくですので額縁屋さんで額装する風景をお届けしながら、額装の仕方をご説明いたします!

向かったのがこちら!
石村萬盛堂博多土居通り店からすぐの【大崎周水堂】さんです。博多では、おなじみですね。
大崎周水堂さんで、博多土居通り店に飾る包み紙を額装してもらいました。


まず、ほどいた包み紙は少し湿らせて低めの温度のアイロンでシワを伸ばします。
(写真はお包みする前のものです・・・・。今回お客様よりお電話やオンラインストアのお問い合わせに、祇園饅頭を包まないで包み紙を別にして送ってほしいというご注文を多数いただきました。ご対応できず申し訳ございません!お包みしていない包み紙はこの2枚のみでございます。)


そして、額縁を選びます。
絵の部分はB3(364㎜×515㎜)サイズです。B3サイズの額であればぴったりに額装できます。さらにこだわりたい方は、絵の周りに余白をつくる「マット窓」加工もおすすめです!その場合は、B3サイズ以上の額を選らんでくださいね。


額縁を選んだら、包み紙の白い部分を切り取ります。切り落とす前に、絵がガラス部分のサイズにきちんと合ているかをチェックするのがプロの技。角になる部分をビリビリと破きます。職人さんはカッターやハサミなんて使わないようです・・・!


サイズ確認が済んだら、職人さんがこの大きい道具でサクサク切っていきます。ズレないのかドキドキするのですが、ズレません!
そしてこの後、額に絵を詰めていきます。包み紙が薄いので額の中で傾いたりしないように、和紙のようなやわらかい紙を何枚も入れて裏版を閉じていました。

これで完成!出来上がりです。
額装すると、より一層絵の重みが増しますね。

下絵を見ながら、下絵がどう本物の飾り山笠で表現されているのか眺めるのもいいですね。

大崎周水堂さん、ありがとうございました!
大崎周水堂さんで額装を購入すると、今回の一連の作業を全て行ってくれます。
是非、お気に入りの額縁を見つけてくださいね。

■大崎周水堂
〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町14-20
電話:092-271-1696


では、また!

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